虐待対策は行政と病院にも重要ポイントあり。

前回ざっくり説明した内容の詳細を、何からどうやって書こうかと考えているうちに、

虐待事件が次々起きているので先にそれを書くことにした。

 

 

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「子どもがその時期に食べたいものや、その時期にやりたいことは、遺伝子に組み込まれていて、本能として発現してくるので、なるべくやりたいようにやらせてあげましょう。」

 

 

という点を、子育てしている親たちが知らなすぎるので、

 

保健所や病院などの、行政的な指導の場は率先してそれを教えてあげてほしい。

 

 

「あれもこれも食べさせてください」「常識に合わせてきちんとしつけましょう」などの、大人の社会常識を基準にしたアドバイスでは、

 

脳の発達やそれに伴って現れる「科学的に当たり前である子どもの生態」をよく知らない親たちに、

「言われたとおりにできない」という過剰なイライラを与えるので、わざわざ虐待に導いているようなものだ。

 

 

子どもは本来、そんなふうに生活できるものではなく、「子どもの本能で行う行動」を十分にやることで、その時期に育つべき心身がきちんと成長する。

 

 

しかしそれを知らされていない親・知る機会がない親たちは「常識どおりにきちんとできない子どもが悪い」と思いこむから、それが虐待の心因の一つになっている。

 

 

 

行政・病院関係者の方々は御一考をお願いします。

 

 

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社会が、子どものそうした生態を受け入れていないという問題もあるので、

 

どういう場にいけば、子どもが無理なく過ごせるかをアドバイスするのも大切だと思う。

 

私が分かる範囲だと

室内ならモンテッソーリ

室外ならプレイリーダーが主催するプレイパーク

学校なら、窓ぎわのトットちゃんのトモエ学園、それに似た理念をもつ学校、

 

 

しかしモンテッソーリは授業料が高く、

トモエ学園はすでに存在しないので、(ぜひ復活させたい。)

プレイリーダーのいるプレイパークが一番現実的だろうか。

 

 

組織の情報網で探せば他にもいろいろ見つかると思うので、そうしたアドバイスをして、虐待にならないサポートをしてあげてほしい。

 

 

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あとは、少し大変だけれど、普通の公園で遊ぶときに、なるべく自由に遊べるように親が守ってあげるというやり方もある。

 

以前、ブランコの柵内でアリの巣か何かを見るのに夢中になっている子どもを、

周囲を気にしながらも、中断させずそのまま続けさせてあげたお母さんがいて「ああ、気持ちわかるよー、頑張れ」とすごく共感した。

また、

すべり台でオモチャの車を滑らせている子のお母さんも、ジャマにならないように周りを気にしながら、空いた瞬間にそっとやらせてあげていた。

 

私も、今は息子が水に興味津々なので、公園にいくと必ず水道で遊びたがるのだが、使う人のジャマにならないように気を配りながら、水道で遊ばせている。

 

大人の力量が問われるのでなかなか難しいが、このようにして子どもの自由を守る方法もある。

 

 

ルールを教えなきゃいけない、という意見が大半だと思うが

ルールも教えてあげつつ、「やりたい」の気持ちも尊重してあげるのだ。

(「絶対にダメ」なことと「ルールを教えてあげつつ、やりたいこともやらせてあげる」ことを、親が判別できる必要があるので、それが得意な人と不得意な人がいるのは仕方ない。こうした事も、適材適所の役割分担で集団子育てをすると、得意な人が的確に判断できる。)

出来る限りやらせてあげつつ他の人にも配慮する大人の姿をみて、子どもは尊重と気遣いを体得するだろう。

「ただ単にルールを押し付けてしまう」と、やはり、「ただ単にルールを押し付ける人間」になる。

いろいろ見ていると、そのように感じるのだ。

 

 

 

もう一つ、これもまた大人の力量が問われるやり方ではあるが、すぐできるものとして、

家のなかで、なるべく自由にさせてあげるやり方もある。

公園と同じく、ルールも教えてあげつつ、「やりたい」の気持ちを尊重する。

どうしても触らせてあげられない物は、「それを使ってどんな動作をしたいのか?」を考えて、代用可能なものを用意してあげる。

家が汚れる・壊れる・散らかるなどはある程度あきらめる。

その時期に興味があるものを繰り返し行うのが子どもに必要なことだから、

同じ散らかり、同じ片づけを何度もしなければいけなくなるが、それもある程度受け入れる。

このようにして子どもの自由を守るやり方もある。

 

これに関しては、住宅販売会社に「子どもが生きやすい家」を販売してほしいと要望を出したほうが親の負担が減ると思うのだが、

住宅販売会社に意見を出すには住所・氏名・生年月日・職業などを記入せねばならず、

つまり意見を出す=顧客としてロックオンになってしまうので、

純粋に「ご意見ご要望」を募集している会社を探したい。

 

 

・1階を、排水溝つきの体育館のような空間にして子ども用スペースとし、2階を居住スペース、子どもが成長したら1階を家族の好みにリフォームできる。

・建売住宅タウンには子どもが遊ぶ広場&室内遊戯施設を常設する。おまけみたいなものではなく、有料遊戯施設くらいの充実度で。個人的にはそのような案が魅力的だと思う。

子育て世代のマイホームといえばこんなかんじ、という常識が広がれば、こうした住宅や建売タウンの建設が増える。

何事にも向き不向き・得意不得意があり、それは子育ても同様なので「生んだ親が育てる」のは無理があるシステムなのだが、その状況下であっても虐待の数を減らせる手助けになると思う。